SEL「自分の考え方」(1)自己への気づき
今日のSEL(社会性と情動の学習)では、「自分の考え方の特徴」について学習しました。もともと、「人は悲観的に考える動物である」といわれています。これは、人が狩りや漁をしていた時代、獲物が取れずにいたことが不安や恐怖を招いた経験や体験が重なったことで誰もがもっている防衛本能であると考えられています。しかし、どんな時でも人は、仲間と協力しながら問題を解決してきたことからも長期的には楽観的でポジティブであることが人の特徴です。このようなことを前置きで話をしながら本日の本題に入っていきました。悲観的に考えることは誰にでもあるということにみんな納得していました。
「不安、怖い、イライラする」といったネガティブな感情が長時間続くと、体調に悪影響を及ぼすこともあります。そんなとき、気持ちを切り替えて前進し、自己肯定感を高めていくためにも、適応的な捉え方に修正するスキルを身につけることができるようすることがこの活動のねらいです。
これは「リフレーミング」といわれるスキルで、ある出来事や物事を、今までの見方とは違った見方をすることで、それらの意味を変化させて、気分や感情をよい方向に変えていくことをいいます。
今日は、ワークシートを使いながら、いくつかの場面を想定し同じ出来事でも、人によって捉え方が違うということを気づく活動を行いました。次回の活動は、自分の捉え方のクセを知り、適切な捉え方に修正する方法を練習していく活動を行います。
今日も一日ありがとうございました。 虹色MAX 成瀬
- 2023/05/15
- 虹色MAX