SELプログラム~自分の考え方の特徴を知ろう(2)~
中高生の時期は、人間関係や勉強、進路、家庭のことなどいろいろな課題が増え、悩んだり、気分が落ち込んだりすることが多いです。その課題が容易に乗り越えられない場合は、悩みが大きくなり、時として頭痛や腹痛など体調にまで悪影響がでることがあります。そこで、出来事に対する自分の捉え方を知り、適応的な捉え方に修正するスキルを身につけることができれば、心身ともに健康的な生活を送ることができるようになります。
今日の学習では、まず、前回の復習として自分自身の捉え方のクセを思い出すところから始めました。
自分の考え方のクセがしっかり認識できたところからプリントを使って、出来事に対する自分の捉え方のクセを修正する方法を練習してみました。様々な場面を想定して、それらの出来事に対して前向きな捉え方ができるように練習し、仲間の前でも発表しました。
例えば、今週学校に2回も遅刻した。「ぼくは、なんてダメな人間なんだ」とついつい自分を責めてしまう考え方のクセを「次からは遅刻しないように、早起きを意識しよう」「二度あることは三度ないようにしよう」といったように前向きな考え方に変換する練習を行いました。
生活の中で不安やイライラした気持ちを持つことや落ち込むことはよくあることで決して悪いことではありません。そういった時、自分の捉え方のクセに苦しめられていないかを見直し、捉え方を修正していくことで気持ちを切り換えることができます。
参加した生徒からは、「今日は習ったことを活かして、自分の捉え方を変えて、これからの生活に活かしていこうと思いました」と前向きな感想が聞かれました。
今日も一日ありがとうございました。 虹色MAX
- 2023/05/22
- 虹色MAX