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活動

SELプログラム~自分の考え方の特徴を知ろう(2)~

   高校生ともなると、人間関係や勉強、進路、家庭のことなどいろいろな課題が増え、悩んだり、気分が落ち込んだりすることが多いです。その課題が容易に乗り越えられない場合は、悩みが大きくなり、時として頭痛や腹痛など体調にまで悪影響がでることがあります。心と身体は密接につながっています。
 不安になることも恐怖に陥ることも実は自分自身の捉え方によるところが大きいです。
 そこで、出来事に対する自分の捉え方を知り、適応的な捉え方に修正するスキルを身につけることができれば、心身ともに健康的な生活を送ることができるようになります。
 今日の学習では、まず、前回の復習として自分自身の捉え方のクセを思い出すところから始めました。
 


   自分の考え方のクセがしっかり認識できたところからプリントを使って、出来事に対する自分の捉え方のクセを修正する方法を練習しました。
 例えば、決勝戦で負けて準優勝だった。「負けたのはあいつがミスしたせいだ」という捉え方に対して、「相手の方が上手で自分たちの実力不足だ」「次の試合に向けて練習しよう」とか「負けたのはしょうがない。準決勝でもすごい。また次に頑張ろう」というように捉え方を変えていくことで感情が落ち着いてくることも実感できました。
 
 


  生活の中で不安やイライラした気持ちを持つことや落ち込むことはよくあることで決して悪いことではありません。そういった時、自分の捉え方のクセに苦しめられていないかを見直し、捉え方を修正していくことで気持ちを切り換えることができます。
 参加した生徒からは、「自分の考えるクセを少しずつなおしていきたい」「何か嫌なことがあっても捉え方を変えてストレスと適切につきあっていこう」「ネガティブなことを考えない」というような感想を書いていました。

    今日も一日ありがとうございました。虹色DAYS  成瀬
 


2023/05/26
虹色DAYS

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