SELプログラム(顔の見えないコミュニケーション(1))
今日のSEL(社会性と情動の学習)は、「顔の見えないコミュニケーション」です。スマートフォンの急激な普及により、今では、中高生もスマホを持ち、中高生の多くがコミュニケーションをとるためにインターネット上のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用しています。
今日の活動では、まずSNSにはどのようなものがあり、SNSのメリット・デメリットについて理解をします。代表的なSNSであるFacebook (フェイスブック)Twitter(ツイッター)Instagram(インスタグラム)YouTube (ユーチューブ)LINE (ライン)などの名前を提示すると、どの子も「(あれも)知っている(これも)知っている」という感じでした。
今日の活動では、LINE(ライン)を取り上げ、文字のメッセージを相手に伝える場合、表現の相違によって印象がどのように変わるか体験を通して知ります。参加した生徒からも自分が感じたことをつぶやいていました。
対面でのコミュニケーションでは、言いすぎたり、誤解を受けたりしても、相手の反応を見てすぐに修正や説明の追加をすることができます。しかし、インターネット上における文字によるコミュニケーションでは、相手の反応がすぐにわからないため、相手を怒らせてしまったり、傷つけてしまったりすることが往々にして起こることがあります。このようなことを防ぐためにどんな返事を書いたらよいのかも実際のメールのやりとりを見ながら、考えていきます。
最後にインターネット上の書き込みのポイント「関係がこわれてしまわない書き込み」(こまったときは大人に相談 悪口は書かない 冷静な判断 丁寧に書く)を合言葉で覚えておくとよいということを知り活動をまとめました。
参加した生徒からは、「スマホの使い方を見直していきたい」とか「今後ラインをするときはわかりやすく書きたいと思いました」などの感想をワークシートに書いていました。
今日も一日ありがとうございました。 虹色DAYS 成瀬
- 2023/06/08
- 虹色DAYS