SELプログラム「上手な頼み方、断り方(2)」
今日の虹色DAYSの活動は、SELプログラム「上手な頼み方と断り方」の2回目の活動でした。前回の復習から、「上手な頼み方と断り方のポイント」の覚え方「はりてね!」
【は】はっきり伝える 【り】理由を伝える 【て】提案する 【ね】ねぎらい、お礼をいう をおさらいしました。
ここで内容をしっかり理解するために、頼み方の場面と断り方の場面の二つのシナリオをみながら、会話文のどこがポイントにあたるのかみんなで考える活動を行いました。
何度もシナリオを読みながら、一つ一つ整理していくと、会話のポイントやコツが明確になってきました。
明確になってきたところで、3人グループでシナリオに沿ってロールプレイを演じてみました。代表で仲間の前でも上手に演じることができるようになりました。
次に、上手な頼み方や断り方のスキルの上達を目指して、練習を行います。それぞれが自分がやってみたい場面を選びます。場面を選んだら、その場面に合うオリジナルのシナリオを考えてプリントに書き込んでいきます。この時、ポイントとなる「はりてね!」を意識してシナリオを考えるとうまくいきます。
シナリオができたところで、仲間どうしでロールプレイを行い、練習をします。
何度もやっていくうちにさらにコツがわかり、仲間の前でも臆せず演じることができるようになりました。
相手を不快にさせない頼み方や断り方ができることは、よりよい人間関係をつくるためにとても大切なことです。さらに社会に出て仕事をするようになると、頼み事をしたり、頼まれたことを断ったりしなければならない場面が必ずでてきます。相手に気持ちよく仕事を引き受けてもらったり、相手の気持ちを害さないように断ったりすることは、人間関係を良好に保ち円滑に仕事を行うためにも必要なことです。
多くの生徒は、頼み事や断る場面では、「はっきりと相手に伝える」ことがとても大切だということを学んだようです。
今日も一日ありがとうございました。 虹色DAYS 成瀬
- 2023/09/22
- 虹色DAYS