SELプログラム「上手な頼み方と断り方(1)」
今日のSEL(社会性と情動の学習)では、「上手な頼み方と断り方」の活動を行いました。上手に頼んだり、断ったりする方法を学ぶことは、よりよい人間関係を保つためにも大切なことです。今まで、「人に頼んだ時に嫌がられた」という経験や「頼まれて、断れずに仕方なく引き受けた」という経験の有無を聞いてみると、多くの人が「ある」と答えていました。その時の気持ちを尋ねてみると「嫌な気持ちがした。断ったら嫌われそうな気がして仕方なく引き受けた」と自分の経験を話してくれました。
活動の実際では、頼み事をしている場面と断る場面をそれぞれ二つ、ロールプレイで演じてみました。気がついた点をメモしながら見てもらいました。それぞれどちらの頼み方がよかったのか、どちらの断り方がよかったのか感想を述べてもらいました。
上手に頼んだり断ったりするするにはいくつかの共通したポイントがあります。ポイントの「はりてね!」(は・・・はっきり伝える り・・・理由を伝える て・・・提案する ね・・・ねぎらう)を伝えました。そして上手な頼み方と断り方のポイントをみながらもう一度、ロールプレイの場面を見てもらい、ポイントがどこにあてはまるのか確かめてみました。
やっていくうちにだんだんと要領がつかめてきました。次回は、さらにスキルを高める練習をしていきます。今日も一日ありがとうございました。
虹色MAX
- 2023/10/02
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