SELプログラム「声かけの仕方~ちょっとした声かけ」
今日のSEL(社会性と情動の学習)は、街中や交通機関の中などで、手助けが必要な人、適切に声をかけて援助がおこえるようになることを目的に行いました。困っている人に声をかけ、手助けしようとする態度を身につけることは、これからの共生社会を生きていく高校生にとってとても意義があることだと思います。まずは、街中や交通機関の中などで、誰がどのような場面で手助けを必要としているのかスライドの画像を見ながら援助のポイントを考えてみました。
実際に困っている人を助けたいと思っても、どのように声をかけたらよいのか分からない人が多かったです。そこで声かけのポイントを示しました。
援助のポイントは、「困っている人がいたら“いなり”の声かけ」です。
【い】(援助の意思(いし)の確認 (お手伝いしましょうか?)
【な】(援助)内容(ないよう)の確認 (〇〇してもいいですか?)
【り】 理解(りかい)した援助内容の再確認 (では〇〇しますね。)
声かけのポイントを理解した後、実際の場面を想定して、適切な声かけの具体を考えてみました。
「困っていることはありませんか?」とか「お手伝いしましょうか?」という最初の声かけは分かってきたのですが次に内容を確認するという言葉がなかなか見つかりません。
何度もロールプレイを行い、相手を尊重してマナーを守って声をかけるということに次第に気づくことができました。
ある生徒は、「今日の活動で学んだことは、最初はどういう声かけをするか分からなかったけど、今日の活動でいろいろな声かけ方を学んで、次に困っている人を見かけたら今日活動で学んだことを使いたいです」と早速、実生活で役立てようという気持ちをもつことができました。
今日も一日ありがとうございました。 虹色DAYS 成瀬
- 2023/10/06
- 虹色DAYS