SELプログラム「トラブルの解決」(1)
今日のSEL(社会性と情動の学習)では、人間関係においてトラブルが起きたとき、自分の身に起こったトラブルを解決するためにどのようにして解決していったらよいのかということを学びました。友達とのトラブルが起きた場合には、気持ちに任せて行動するのではなく、どのようにトラブルを解決するのかを冷静に考えて、適切な行動をとる必要があります。
まず、友達とトラブルが起きたとき、どのような行動をするのかプリントにチェックを入れ、友達同士話し合いをしました。
次に、トラブルが起きたときのポイントを示し、プリントにも記入しました。
トラブル解決のポイントは、『トラブル解決4兄弟 明・考多・よそ男・きめ男』です。
【明】目標を明らかにする 【考多】多くの解決方法を考える 【よそ男】結果を予想する 【きめ男】最もよい方法を決定し実行する を理解しました。
「トラブル解決のポイント」が理解できたところで、日常生活で起こりそうなトラブルを想定して、ポイントに沿って解決方法を考えていきました。
トラブル解決の手順として、(1)最終的に相手との関係はどうなりたいのかをはっきりとさせ、(2)そのための解決方法を考え、(3)その結果を予想する。そして(4)最もよい方法を決定し実行する。というようにプリントの空欄に具体的な考えや行動を書き込んでいきました。
そして、仲間同士で解決方法について考えたことを話し合いました。
トラブルが起きた時には、トラブルを避けようとするのでなく、トラブルが起きても適切な方法で解決ができることが大切になってきます。いったんトラブルが起きれは、「できる事ならば関わりたくない、避けたい」というのが心情です。誰もがいろいろと考え、適切な方法で解決をしていくわけですが、ちょっと勇気を出してみることでうまくいくのではというようなことにも気づくことができました。
「トラブルが起きた時、事情を話そうと思ってもテンパってなかなか相手に伝わることが難しそう。まずは目上の人に相談し、話し合う場を設けてもらう。実際に会ったあと正しく理解してもらえるように事情を説明する」というような感想も聞かれました。
次回は、さらに様々な実例をもとに「トラブルの解決」の具体について学んでいきます。
今日も一日ありがとうございました。 虹色 MAX
- 2023/10/12
- 虹色MAX