SELプログラム「トラブルの解決」(2)
今日のSELプログラムは、前回の続きで『トラブルの解決の仕方』の2回目の活動を行いました。人間関係においてトラブルが起きたときの解決方法について、実例をもとに具体的に考える活動を行いました。始めに、前回のSELで学んだ「トラブル解決のポイント」を確認しました。
『トラブル解決4兄弟』
《明》目標を明らかにする、《考多》多くの解決方法を考える、《よそ男》結果を予想する、《きめ男》最もよい方法を決定し実行する、を思い出しました。
自分の身の回りで起こりそうなトラブルの解決を目指し、解決方法を具体的に考えてみました。 3つのトラブル事例から解決方法を考えてみたいものを選びました。
A:あなたは、同じクラスのAさんのことを「話が合うし、よい友達だな。」と思っていた。しかしSNSで、Aさんがあなたの悪口を書いているのをみつけてしまった。
B:あなたはBさんにマンガを貸した。しかしいつまでたっても返ってこない。返してほしいと伝えると、「なくした」と言われた。
C:あなたは部活動の同級生の中で一人だけレギュラーに選ばれた。しかしそれ以来、同級生のSNSグループからはずされてしまった。
実際に想定したトラブル事例について、「トラブル解決のポイント」を使って考えてみました。
例えば、Bの事例を選んだ生徒は、解決方法として、(1)一緒に探す (2)相手に弁償を求める (3)怒る (4)何もしない というように考えてみました。それぞれに結果を予想してみるとより現実的な対応は(1)であることに気づきます。
人間関係においてトラブルが起きたとき、自分はその相手とどのようになりたいのか目標を明らかにして、それに適した解決方法を考え、選択し実行する。という手順で考えていくと実際にトラブルが起きたときに役に立つと思います。また、どうしても解決できないときには身近な人に相談するということも大切なことです。いろいろな解決法を学ぶことができました。
自身にトラブルが起こったとき、『トラブル解決4兄弟』を使って、冷静に考え適切な行動を選ぶトレーニングをしていけるといいですね!
今日も一日ありがとうございました。
- 2023/10/16
- 虹色MAX