1. HOME
  2. 活動日誌
  3. SELプログラム(ストレスマネジメント(1))
活動

SELプログラム(ストレスマネジメント(1))

 今日のSEL(社会性と情動の学習)は、ストレスマネジメントを行いました。
ストレスは必ずしも悪いものではなく、適度にストレスを感じることで、物事に集中できたり力を発揮できたりすることがあります。しかし、ストレスが強すぎたり長く続いたりすると、心身の不調をきたすこともあります。高校生活は、勉強や試験、部活動、友達関係、進学や就職といった進路選択の決定などストレスを感じることも多いです。


 ストレスには、二つの意味があります。一つは「ストレスを感じさせる出来事」です。これを「ストレッサー」といいます。もう一つは「ストレスを感じた結果の行動・反応」で、これを「ストレス反応」といいます。
 こうしたことを理解したうえで、日常生活をおくる上でどのような場面でストレスを感じるのか、プリントに記入し、仲間の前で発表しました。


 発表を聞いてみると友人関係が、一番のストレスになっているようでした。特に、友達とけんかしたり、友達から暴言をいわれたようなときは大きなストレスになるということでした。また、単位認定試験などもストレスになるということでした。話を聞きながらストレスの原因となる「ストレッサー」には、「いつも以上に力を発揮させてくれる善玉ストレッサー」と「心身に悪い影響を与える悪玉ストレッサー」の違いがあることを理解しました。
 そして特に問題となる「悪玉ストレッサー」にどのように対処するのか考えていきました。
 


 


 ストレスの対処法には、大きく5つ((1)原因解決型、(2)感情発散型、(3)前向き思考型、(4)協力要請型、(5)気晴らし型)あることを知り、具体例を参考にしながら、自分自身のストレス対処法についてプリントに記入しました。そして仲間の前で発表しました。
 今日の学びを今後どのように活かしていきたいかということでは、ある生徒は、「ストレスの対処法の種類は五つの方法があることがわかり、自分は気晴らし型を多く使っているが、今日習った他の方法でも対処していきたいと思いました」と感想を書いていました。
 次回の活動では、ストレスの対処法の具体について、日常生活で役に立つものいろいろと試してみたいと思います。

 今日も一日ありがとうございました。 

 虹色DAYS 成瀬


2023/11/10
虹色DAYS

記事一覧に戻る

このページのトップへ