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活動

SELプログラム(ストレスマネジメント(2))

 今日のSEL(社会性と情動の学習)は、ストレスマネジメントの2回目の活動を行いました。
前回の活動では、自分がストレスを感じる場面を想定し、自分は、どのようにストレスに対処しているのか、様々な対処法について学習をしました。
 今日の活動では、前回行った様々なストレス対処法についておさらいをしながら、自分一人ではストレスに対処しきれない場合どうしたらよいのか考えてみました。そんな場合には、ストレスを抱え込まずに、適切な人や相談機関にサポートを求めることが大切になります。適切なサポートを求めることで自分自身のストレスマネジメントの幅を広げることができます。


 まず資料(1)の「A君の話」を紹介しました。A君は、サッカー部に所属していますが、最近になって足の膝に違和感を覚え、練習がままならず夜も眠れなくなりました。もし自分がA君であったらどのように解決を図るのかということを五つのストレス対処法から選んでもらいました。A君の場合のように自分だけで対処ができない場合は、人に相談することができます。A君の場合は、足の痛みなので「病院」という相談機関に行くことができます。このように自分の悩みやストレスについて助けてくれる人や機関のことを「サポート源」と言うことを理解しました。


 次に、資料(2)の「Bさんの話」を紹介しました。Bさんの話は、悪い友達から1万円貸してほしいと頼まれ、もし貸してくれなければ絶交するぞという内容のものです。もし自分がBさんであったらどのように解決を図るのかということを五つのストレス対処法から選んでもらいました。この内容については、意見が二つに分かれました。身近な人に相談するという意見とBさんに対して見方や考え方を変えるという意見がありました。
 それぞれ自分の考えを仲間の前で発表しながら、自分の考えを整理していきました。
内容によっては、親や先生にも相談できず、ストレスがたまる一方になってしまうこともあります。そんな時は、子ども相談窓口で相談できること、相談した内容の秘密も守ってくれることも知りました。

 


 最後に自分を中心に誰に相談することができるのか、自分の身近なサポート源を探しをおこないました。困った時に助けてくれる人が誰かはっきりしたところで、自分を中心にしたサポート源配置図に記入しました。
 今日の学びを今後どのように活かしていきたいかとうことでは、「トラブルの内容によって自分がどのように解決すればいいのかしっかり考えて、それでもトラブルが解決できなかったら人に相談するということがとても大事だということが分かったのでこれからも自分も今日習ったことをしっかり活かしていきたいと思いました」と前向きな感想を書いていました。
 今日も一日ありがとうございました。  虹色DAYS  成瀬 


2023/11/17
虹色DAYS

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