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活動

SELプログラム

 SELとは「社会性と情動の学習」です。虹色DAYSでは主に中高校生のキャリア発達のための心理教育プログラムを計画的に行っています。
 今日のSELでは「時間を大切に」の冬休みバージョンです。明日からの冬休みが充実した生活を送ることができるようにスケジュール管理の仕方について学びました。
 高校生は、毎日の学習、アルバイトなど日々やるべきことが多いです。また、レポート、単位認定試験などはすべて期限があり期限内に終えなければなりません。そのため、スケジュールを立て、計画的に実行する習慣がとても大切になります。
 


 最初にアリとキリギリスのお話をもとに、自分自身がアリタイプかキリギリスタイプか振り返ってもらいました。暖かい時期に遊んでいたキリギリスさん、同じ時期に働いていたアリさん、冬が来た時に生きのびられたのはアリさんでした。時間を楽しむことに使うのか、将来のために使うのかによって、将来に苦労するのか、楽ができるのか左右するというお話です。
 振り返りの中で中高生の時期は、将来のために時間を使うことの方がよいことがたくさんあることに納得しました。そのために時間を大切に、限られた時間の中で効率よくスケジュールを立てて過ごしていくことが求められてきます。スケジューリングのポイントとして、やるべきことの確認、使える時間の確認、余裕のある計画が大切であることを押さえました。
 
 


 そして、今日の活動である冬休みのスケジュールプリントをもとに自分の生活を振り返りながら、冬休みのスケジュールを立ててみました。まず、起床、朝食、昼食、夕食、入浴、就寝など日常生活において毎日行うことを記入していきます。次に、冬休み中の既に分かっている行事や活動の予定について記入していきます。最後に自分自身の置かれている状況(レポートの作成状況や締め切り、個別学習の時間など)を考慮して進んで行わなければならないことをプリントに書き込みました。適宜見直しと修正をしながら活用していく方法についてもワークシートに記入しながらコツをつかみました。
 どの生徒もこれまでの生活を振り返り、日頃の生活が大切であるということが活動を通して理解できました。完成した冬休みのスケジュール表をもとに明日からの生活が始まります。

  虹色DAYS 成瀬
 


2023/12/19
虹色DAYS

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