SELプログラム(上手な聴き方)
今日の虹色DAYSの活動、SELプログラムは「上手な聴き方」について学習を進めていきました。「きく」という言葉には、「聞く」と「聴く」の漢字がありますね。大辞林という国語辞書によれば、「聞く」は「音・声を耳で感じとること。耳に感じて知ること」とあります。「聴く」は「心を落ち着け、注意して耳に入れること。傾聴」とあります。
相手の発言に含まれる情報をただ耳に入れる「聞く」と違い、「聴く」とは相手に関心をもち、注意深く耳を傾けることを指しています。人とコミュニケーションをとるときは、相手の話を「聴く」ことが大切です。
人の話を上手に「聴く」ことができれば、お互いに気持ちのよいやりとりができます。そのため、人の話を「聴く」スキルを学習することは、円滑で心地よいコミュニケーションができることにもなります。
最初に、話を聴くときのポイントを説明しました。
「正しい聴き方のポイント」の覚え方は『アカメの“ウサ”ちゃん』です。
【あ】あいづちを打つ 【か】からだを向ける 【め】目を見る 【う】うなずく 【さ】さいごまで話を聴くということがポイントになります。相手の話を聴くときのポイント一つ一つを具体的にイメージできるように理解を深めていきました。
きき方のポイントを理解したところで『聴き方』について二つのシナリオをロールプレイを通して演じてみることにしました。最初は相手の目線の違いによってどのように受け止め方が違ってくるのか簡単なロールプレイを行ってみてできるだけ体感することを大切にしました。
ロールプレイを通して感じたことや気づいたことをプリントに記入しながら、意見を交流しました。
そして、ペアになって、正しい聴き方について練習しました。
最後に今日の学びをどのように活かしていきたいのか、今の気持ちをプリントに記入しました。悪い例では「スマホにさわりながらの会話等は相手にとって相当失礼な行動」とか良い例では、「他の人としっかり話ができると気持ちがとてもいい」とか「相手の目を見て話をするのはとても苦手だけど目を見て話すことが大切なことがわかった」と体験をすることで実感を伴った感想を書き、活動を振り返ることができました。
今日も一日ありがとうございました。 虹色DAYS 成瀬
- 2024/02/06
- 虹色DAYS