SELプログラム「要領よく上手に伝えよう」
皆さん、こんにちは。今日の虹色DAYSの活動は、SEL(社会性と情動の学習)プログラム「要領よく上手に伝えよう」をテーマに情報の伝え方について学びました。学校生活でも社会に出て会社などで働く場面でも、自分の意見や意思を伝える場面が多く存在します。そのような場面で相手に自分の言いたいことを適切にわかりやすく伝えるための方法を身につけることはとても意義があることです。
最初に、自分が話したことが相手にきちんと伝わっていなかった経験があるかどうか尋ねてみたところ、多くの生徒が「ある」と答えていました。自分の伝えたいことを相手にきちんと伝えるのはなかなか難しいものです。活動の導入では、「これからあるものの説明をします。何の説明をしているのかあててください」と問いかけてみました。
「色は赤と白と青です。形は四角です。しましまになっています。」
生徒たちはなかなか答えることができません。
しばらく待ちながら、この問いかけには続きがあります。「これはある国の旗です」もうわかりましたか?すぐにフランス、ロシアと回答することができました。
このように最初にある国の国旗ということがわかっていると、何を説明されているのか簡単に想像がつきますね。わかりやすく伝えるには少しコツがいるようです。
次に、プリントを使って、AとBの2種類の伝え方を聞いて、どちらの伝え方がわかりやすいのか考えてもらいました。みんなから出された意見を整理しながら、伝え方のポイントをまとめました。
<伝え方のポイント>
- 最も伝えたい内容から述べる。
- 理由を述べる。
- 具体例を述べる。
シナリオを考えたところで、伝える役、聞き役の二人組のペアになり、練習をしてみました。
最後にプリントに今日の学びの感想を記入しながら振り返りを行いました。「会社に入社して、伝えなきゃいけないことは分かりやすく伝えようと思います」とか「人に伝えるには具体例をいうことがいいということがわかりました」などそれぞれ振り返っていました。
今日も一日ありがとうございました。 虹色DAYS 成瀬
- 2024/02/20
- 虹色DAYS