SELプログラム(初対面の人へのあいさつ)
虹色MAXでは、今年度になって初めてSEL(社会性と情動の学習)を行いました。利用者の実態に応じて、主に、中学生を対象としたプログラムと高校生を対象としたプログラムに分かれて、それぞれ小人数のグループで行いました。今日の活動では、あいさつの大切さに気づき、初対面の人に対して印象のよいあいさつや自己紹介ができるようになることをねらいとしました。
初対面でのあいさつは第一印象を決める重要な要素になります。またコミュニケーションの始まりです。印象のよいあいさつをするためのポイントを『“おかめ”のあいさつは、自分から』について知りました。
『あいさつのポイント」 おかめのあいさつは、自分から
【お】大きな声ではっきりと 【か】からだを起こして 【め】目を見て 自分から
次に、言葉の使いかたについて、尊敬語、謙譲語、丁寧語についてワークシートを用いて復習を行いました。例えば、「社長を玄関まで見送る」という文を「お ~になる」という言い方で「お見送りする」というように書き換える活動を行いました。
言葉の使い方が復習できたところで、シナリオを使って、あいさつや自己紹介についての練習をロールプレイ形式で行いました。
少人数形式でゆったりした気持ちになって何度も練習を重ねると、だんだん上手にできるようになってきました。上手にできると拍手もおこったり、笑顔もみられたりするようになり楽しい活動になってきました。
ワークシートの感想欄には、「僕は、今日あいさつの練習をやってみて、面接はもちろん、生活の中でもあいさつは使うし、敬語を使うときに尊敬語とか謙譲語とかの使い分けもどんどんできるようになりたいです」と将来につながる前向きな感想を書いていました。
今日も一日ありがとうございました。 虹色MAX 成瀬
- 2024/04/08
- 虹色MAX