SELプログラム(時間を大切に)(1)
今日のSELプログラムでは、「時間を大切に」の1回目の活動でした。今日は、スケジュール管理の仕方について学びました。中・高校生は、毎日の学習、部活動、アルバイトなど日々やるべきことが多いです。特に、高校生の皆さんは、レポート、単位認定試験などはすべて期限があり期限内に終えなければなりません。そのため、スケジュールを立て、計画的に実行する習慣がとても大切になります。
今日の活動では、最初にアリとキリギリスのお話をもとに、自分自身がアリタイプかキリギリスタイプか振り返ってもらいました。そして自分のどんなところがありタイプなのかキリギリスタイプなのか理由をワークシートに書きました。
そして振り返りをしていく中で中高生の時期は、将来のために時間を使うことの方がよいことがたくさんあることに納得しました。そのためには時間を大切に、限られた時間の中で効率よくスケジュールを立てて過ごしていくことが求められてきます。
スケジューリングのポイントとして、『や』『つ』『け』という合言葉を紹介しました。
・『や』やるべきことの確認 ・『つ』つかえる時間の確認 ・『け』(余裕のある)計画が大切である
の3つを意識して、修正と見直しを行っていくというものです。
そして、最後に自分自身の今の生活を振り返りながら、自分で1週間程度のスケジュールを立ててみることにしました。よいスケジュールの立て方と悪いスケジュールの立て方の両方を見比べながらワークシートに記入していきました。あらかじめ決まっている予定を埋めていくと次第に『使える時間』が1週間の中にどこにどれくらいあるのかが見える化できます。使える時間が具体的に見えてきたところで、新しく計画を立てていきます。自分の生活にできるだけ負担がかからないように余裕のある計画を立てることがポイントになってきます。
活動を終えて、今日の学びを今後どのように活かしていきたいのか、それぞれワークシートに記入しました。
「僕は、今日の学習を行って、使える時間があったので、今が中3で受験生だから、テスト勉強の時間をとったり、少し休憩する時間をとることが大事だと知ったので、これからの生活に活かしていきたいです」と振り返っていました。
今日も一日ありがとうございました。 公認心理士 虹色MAX 成瀬
- 2024/06/03
- 虹色MAX