SELプログラム「健康な生活を送るために」(2)
今日のSEL(社会性と情動の学習)プログラムは、『健康な生活を送るために』の2回目の活動でした。前回の学習では、生活習慣病を引き起こす要因を知り、予防のための生活習慣について学びました。今日の活動では、まず前回行った「健康な生活習慣のポイント」「来(き)てうちスイカ」
【き】喫煙(きつえん)をしない 【て】適正(てきせい)な体重
【う】運動(うんどう)をする 【ち】朝食(ちょうしょく)を食べる
【す】睡眠(すいみん)7~8時間 【い】飲酒(いんしゅ)は適量
【か】間食(かんしょく)を上手に楽しむ
について復習しました。そして、今日は、自分の生活を振り返るためにも「健康チェック表」に回答しました。
食事、運動、睡眠の順に3問ずつ回答してもらいました。「いいえ」と答えている部分から自分自身の課題が何なのかということを明らかにします。
食事に課題がある場合は、まず自分のBMIを知ります。BMIの値が22前後ですと最も病気になりにくいと言われています。自分の身長と体重の値からBMIを算出しプリントに記入しました。
次に、運動について、週にどれくらい運動をしたらよいかということを知りました。具体的には、息が弾み汗をかく程度の運動を毎週60分行うとよいとされています。
最後に睡眠ですが、適切な睡眠時間は、高校生は7時間以上とされています。
自分自身の健康課題を知り、今の生活の改善点と今後の目標を考えて最後に振り返りを行いました。
ある生徒は、「僕は、自分の生活を振り返ってみて、半分くらい“いいえ”に〇があったから、そこを改善したいなと思いました。例えば、睡眠のところでは、スマホを触る時間を決めたり、食事は間食する量を調節したり、運動を週に1回バスケをやっていこうと思いました。」と自分の健康について具体的な改善方法について考えることができました。
最後に皆さん、この健康な生活習慣の7つのポイントを守り実行すると寿命が長くなることが研究で証明されています。皆さんも是非とも心がけて生活を送ってみてください。
虹色MAX 公認心理士 成瀬
- 2024/06/17
- 虹色MAX