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活動

SELプログラム「お金を大切に」(1)

 皆さん、こんにちは
 今日のSEL(社会性と情動の学習)プログラムは、クレジットカードの利用方法について理解することを目的に学習しました。
 高校生の多くは、高校卒業後の就職や進学してからのアルバイトなどによって収入を得る機会が増えてきます。最近は、キャッシュレス化がどんどん進み、クレジットカード払いが当たり前のようになってきました。そこで、計画的な金銭管理の方法を身につけ、浪費や借金等で困難な事態に陥ることを防ぐためにもクレジットカードの正しい使い方について学ぶことにしました。


 しかし実際には高校生は、クレジットカードを作ることができません。クレジットとは「客に対する信用」を意味しています。高校生には「支払いができる」という信用がないのでクレジットカードを作ることができないのです。今日は高校を卒業して自分がクレジットカードを持てるようになったことを想定して考えることにしました。まずクレジットカードを使った三つの支払方法((1)一括払い (2)分割払い (3)リボルビング払い)についてプリントに記入しながらそれぞれの支払い方法のメリットとデメリットについて考えました。
 


 そして「クレジットカード利用のポイント」の覚え方 『クレジットカード』は“ひけし”を理解しました。
【ひ】必要かどうか考える 【け】契約内容を確認する 【し】支払い計画を立てる
 次に、クレジットカードを利用するとき必ず考えなければならないことを大学生のAさんの事例から問題点を考えることにしました。そして改善点についてもグループで考えてみました。
 


 Aさんの問題点については「契約内容を確認せずにクレジットカードを作ったことや、翌月から必要のない洋服や靴を買ったことや支払い計画を立てずに予算オーバーし、毎月の支払ができなくなっていることが問題だと思う」など“ひけし”を意識して考えることができました。
 活動の振り返りでは、「僕は、今日の学びをやって、大学生になったら僕もクレジットカードを使う機会があると思うから、使う時は“ひけし”を思い出して無駄遣いをせずに、計画をしっかり立ててから使いたいと思いました」とクレジットカードについての構えをもつことができました。
 次回は、多重債務の状態にどのようにして陥ってしまうのかなどの問題にも触れていきます。
  今日も一日ありがとうございました。
    虹色MAX 公認心理士 成瀬

2024/07/08
虹色MAX

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