SELプログラム「お金を大切に」(2)
みなさん こんにちは 三連休明けの虹色MAXの活動では、SELプログラム「お金を大切に」の2回目の活動を行いました。今日の活動では、前回の活動の続きでクレジットカードを利用するときに気をつけなければならないことについて具体例を通して考えることにしました。
前回の活動では、『クレジットカード』の利用のポイント“ひけし”について理解しました。
【ひ】必要かどうか考える 【け】契約内容を確認する 【し】支払い計画を立てる ということを再度復習しました。
今日は、大学生になったBさんがクレジットカードを作り、55,000円の商品を購入し、リボルビング払いで支払う金額が総額いくらになるのかということを考えました。
ここでクレジットカード会社に支払う手数料について、年利や月利が意味していることや計算の仕方を理解しました。
リボルビング払いは毎月の支払金額が決まっているので、払えると思ってつい買いすぎてしまうという傾向があります。「毎月1万円の支払いだから」といって買い物をし続けると、何にいくら使い、返済がいつ終わるのかわからなくなってしまいます。また、会社によって手数料が違いますので、高い手数料の場合、支払い総額もずいぶんと高くなってしまうということをあります。
もし使いすぎて支払いができなくなると、クレジットカードが一時的に使えなくなるばかりではなく、支払いが遅れたという情報が個人信用機関に掲載され、次にクレジットカードが作れなかったり、自動車など金額の大きい買い物をするときローンの利用に制限がかかったりすることがあります。また、支払いができなくなって借金を繰り返し、多重債務という状況に陥る危険もあります。近い将来クレジットカードを使う機会が増えると思いますが、無理のない範囲内で利用できるように今から心がけておくことが大切になります。
活動の振り返りでは、「僕は今日の学びをやって、クレジットカードを作るときは、面倒くさいかもしれないけれど、しっかり利用契約みたいなやつを読むことが大切だと分かったから、しつかりと読んで、無駄遣いをしないようにしようと思いました」と将来自分がクレジットカードを利用する際の心構えができました。
今日もありがとうございました。
虹色MAX 公認心理士 成瀬
- 2024/07/16
- 虹色MAX