SELプログラム「上手な頼み方と断わり方」(2)
皆さん、こんにちは 今日は、台風の影響で少し蒸し暑い日でしたね。今日の虹色MAXの活動は、SELプログラム「上手な頼み方と断り方」の1回目の活動でした。自分一人の力で物事に対処することが難しいとき、人に頼むことはよくあることですね。人に頼むことが苦手な場合、一人で抱え込んでしまったり、無理をして体調を崩してしまったりするようなこともあるかもしれません。また、何かを頼まれたり、誘われたりしたときに断ることが苦手な場合もストレスを抱え込んでしまうことにもなります。
相手の気持ちを尊重しつつ、自分の意見を率直に主張できる状態での頼み方や断り方を身につけることは、自分自身の健康を保ち、良好な人間関係を築くためにとても大切だと思います。
「人に何かを頼むことや、頼まれごとを断ることが苦手だと思う人はいますか?」と聞いてみたところ多くの生徒が「はい」と挙手をしていました。
また、今までに「人に頼んだとき嫌がられた」という経験や「頼まれて、断れずに仕方なく引き受けた」という経験の有無を尋ねたところ、半数くらいの生徒が挙手をしていました。
まず、頼み方の場面と断わり方の場面をそれぞれ二つのパターンを先生同士のモデルを見てもらいました。
それぞれの場面を見てもらい、よかったところとよくなかったところなど気づいたことをプリントに書きこみました。
次に、「上手な頼み方と断り方のポイント」の覚え方『“はりてね”』を理解しました。
【は】(内容)はっきり伝える 【り】理由(りゆう)を伝える 【て】(代わりの案を提案(ていあん)するを具体的に知り、今日の振り返りを行いました。
ある生徒の感想では「今回のSELで上手な頼み方と断わり方について学びました。僕は、うまく言葉が出なくてうまく伝えることができないけど、まずは今回習った「はりてね」をうまく伝えるようにしたいです」と振り返っていました。
次回は、具体的に練習を行い、上手な頼み方と断わり方のスキルの向上を目指します。
今日も一日ありがとうございました。 虹色MAX 成瀬
- 2024/09/02
- 虹色MAX