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活動

SELプログラム「トラブルの解決の仕方」(2)

  皆さん、こんにちは 今日の虹色MAXの活動は、SELプログラム『トラブルの解決の仕方』の2回目の活動を行いました。
 友達とのトラブルが起きた場合には、気持ちに任せて行動するのではなく、どのようにトラブルを解決するのかを冷静に考えて、適切な行動をとる必要があります。実際にトラブルが起こったときにどのようにトラブルを解決したらよいのか手順を学びます。
 今回は、友達と実際にトラブルが起こったことを想定して、前回習った解決方法のポイントを使って具体的に考えていく活動を行いました。
 


 以下のトラブルについて解決方法を考えてみました。
 AさんがSNSでメッセージが来ていたが、アルバイト中だったので、2時間後に返事をした。そうしたら、それ以来Aさんからの返事がないし、学校でも態度が冷たい。もしかして、私が返事をするのが遅かったと怒っているかな・・・・。
 最初にトラブル解決のポイント『トラブル解決の4兄弟 明・考多・よそ男・きめ男』について復習しました。【明】目標を明らかにする【考多】多くの解決方法を考える【よそ男】結果を予想する【きめ男】最もよい方法を決定し実行するについて確認しました。
 


  このトラブルを解決するために、まず、相手との関係が最終的にどのような関係になっていればよいのか、目標を明らかにします。次にこのトラブルを解決するために考えられる解決方法を4つ考え、プリントに書きました。そして、それぞれの解決方法を実行した場合の結果を具体的に予測しました。そして、その中で最もよい方法について決定し、実行する際、自分で考えた解決方法の中で最も適したものを一つ決めてその理由を考えました。
 
 


 今日は身近なトラブルの事例を考えたので解決方法についても自分なりにいろいろと考えることができました。グループで意見を交流するとそれぞれが納得ができると頷いたり賞賛の拍手をおくったりしていました。
 ある生徒の活動の振り返りでは、「今回のSELで何かトラブルが起きてしまった時にきちんと自分の気持ちを伝えたいと思いました。けど相手の様子を伺いながら声をかけるタイミングを考えたいです。」とトラブル解決に向けて自分なりに考えることができたことが感想からも伺うことができました。
 今日も一日ありがとうございました。  虹色MAX 公認心理士 成瀬

2024/10/04
虹色MAX

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