1. HOME
  2. 活動日誌
  3. SELプログラム「別の面に気づこう」(2)
活動

SELプログラム「別の面に気づこう」(2)

 皆さん、こんにちは。
 今日のSELプログラムは「別の面に気づこう」の2回目の活動を行いました。前回は、身近な物であるスマートフォンの良い面と悪い面について考えてみました。
 今日の活動は、前回の続きで身近な人の特徴を考えることで、人には複数の面があることに気づき、意識的に複数の面を理解しようとすることの大切さに気づき、自分のこれまでの他者理解の課題を改善する意欲を持つことをねらいに行いました。
 


 活動の導入では、「ルビンの壺」を見てもらいました。ルビンの壺とは、壺と人の横顔の二通りに見える図形です。白い部分に注目すると、中央に壺が浮かび上がります。黒い部分に注目すると、左右から向かい合う2人の横顔が浮かび上がるという有名な絵です。その続きで一枚の絵から、見方を変えるとまったく別のものが見えてくる絵を何枚か見てもらいました。
 下の写真が「ルビンの壺」です。これまで教科書などで見たことがあると思い出していただけましたか?


 次に今日の本題である身近な人について考えてみました。まず。自分の友達、お父さん、お母さん、兄弟など自分にとって身近な人を一人選びました。例えば、「友だちのMさんについて苦手だなと感じるところは、すぐに怒るところです。よいと感じるところは、頑張り屋でフレンドリーなところです」というようにプリントに記入して「誰とでも話せるから優しいし、親しみやすいけど、その分、怒らせると怖いことが分かった。一つの見方だけでなく違う側面でも見ることが必要だと思いました」と人に対して、別の面に気づく大切さについて理解を深めていきました。最後に活動の振り返りを行いました。
 人や物を見る時「他の一面はないかな?」という見方で考えることができることの大切さについて理解することができました。
 
 



2024/10/15
虹色MAX

記事一覧に戻る

このページのトップへ