SELプログラム「分からないことを聞こう」(2)
皆さん こんにちわ今日の虹色MAXの活動は、SELプログラム「分からないことを聞こう」の2回目の活動でした。
社会人になって仕事をするようになると、疑問点を確認する、指示を仰ぐ、意見を聞くなどといったようにあらゆる場面で適切に質問をする能力が求められることになります。上手に質問するには、いくつかのポイントがあります。それは「質問のまきしお」です。まずは前回習ったポイントを復習しました。
【ま】(質問の内容を)まとめる 【き】(質問の)許可(きょか)をえる 【し】しつもんする
【お】お礼を言う
今日は、よい質問のポイントをふまえて、実際に質問の練習を行い、質問のスキルを高めました。
以下の五つの場面での質問を具体的に考えてシナリオづくりをしました。
A 職場体験で、従業員の人に昼食のための休けい時間が何時からかを質問する。
B 先生に、授業中聞きもらしてしまった宿題の内容を質問する。
C 職場訪問で、案内してくれた部長さんに会社の仕事内容を質問する。
D 図書館で、司書さんに探している本がどこにあるか質問する。
E 部活動で、先生に今日の練習メニューを質問する。
シナリオができたところで二人一組になりロールプレイを行いました。
どの子も練習していくうちに質問のポイントが分かり、だんだん自然な感じで上手にできるようになりました。ある生徒は、「今日の学習の分からないところを聞くという活動を行って、前回行った上手な質問の仕方のポイント“まきしお”を復習しながら、友だちとロールプレイを行いました。その場面に応じて(質問の)仕方を考えてみました。これからも人や先生に聞くときに使って活かしていきたいと思いました」とよい質問のポイントを使って今後も前向きに質問しようとする心構えができてきたようです。
虹色MAX 公認心理士
- 2024/10/28
- 虹色MAX