SELプログラム「気持ちの伝え方」(2)
皆さん、こんにちは今日の虹色MAXの活動は、SELプログラム「気持ちの伝え方」の2回目の活動でした。前回は、自分の気持ちや思いを適切に相手に伝えられるように、「こころの信号機」について学習しました。今日は、相手に自分の思いを伝える伝え方「I(私)メッセージ」について理解を深め、使えるように練習を行いました。
伝え方には「I(私)メッセージ」と「You(あなた)メッセージ」があります。「I(私)メッセージ」は自分の思いや気持ちを伝える言い方になります。一方、「You(あなた)メッセージ」は相手の言動について指摘する言い方になり、相手が責められていると感じることがあります。人に自分の気持ちや思いを伝えるとき「I(私)メッセージ」使うと、相手に険悪な関係にならずに気持ちを伝えることができます。
前回も考えた下記の
【あなた(部活動のキャプテン)は副キャプテンに明日の部活動の練習内容についてSNSで相談のメッセージを送ったが,いつまでたっても返事がない】という場面について
(1)よくないと感じる相手の行動・相手の行動で感じた気持ち(感情)(2)“ひょっとしたら”“もしも”を考える 【信号機“黄”】(3)I(私)メッセージを考える 【信号機“青”】に整理して考えてみました。この場面を「I(私)メッセージ」で考えてみると「忙しいかもしれないけど、大事な用事なのでなるべく早く返事をしてくれると(私は)うれしいな」と相手に嫌な思いをさせずに自分の気持ちを伝えることができます。
今日は、どんな時でも冷静に自分の気持ちや思いを伝える手順と、その伝え方を学びました。人との付き合いやコミュニケーションを図っていく中で、怒りを感じたり、トラブルに巻き込まれたりすることも増えてきます。そんなとき、「こころの信号機」を使ったり、「I(私)メッセージ」を使ったりすることで相手と円滑なコミュニケーションができるようになり、相手とも良好な関係を築いているけることと思います。
今日も一日ありがとうございました。 虹色MAX 成瀬
- 2024/11/05
- 虹色MAX