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活動

極楽の長箸 地獄の長箸

こんにちは♪
今日も暖かい一日でしたが、この週末からまた寒気がやってくるとのこと。みなさん、体調にはお気をつけ下さいね。

今日の活動は『極楽の長箸 地獄の長箸』です!
一体なんのことかわからない子も多いですよね。
さあ、どんな活動になるかな?


実はこれは仏教の有名なお話です。
それは、、、、、
「昔あるところに男がいて、地獄と極楽に見学に行こうと考えました。最初に地獄に行ってみると、なんと豪華な昼食が罪人たちに出されていました。それなのにみんなガリガリに痩せこけています。おかしいぞ、と思った男がよく見てみると、罪人の手には1メートル以上もある長箸が握られていました。罪人たちは御馳走を自分の口に入れようとしますが、とても入りません。奪い合いも始まり、醜い争いになる程でした。
一方極楽では地獄と同じような長い箸を使っているにも関わらず、なぜかみんなふくよかでお腹いっぱい、幸せそう、、、、、
どうしてかな?
では活動の中でこの謎に挑戦してみましょう‼︎


まずは新聞紙を使って、自分たちで長いお箸を作ってみます。
「このくらいかな?」「けっこう強いお箸ができた!」

では、全体を2グループに分けて、「地獄組」と「極楽組」に分かれてみますよ。
最初のミッションはノーヒント♪自分の箱に新聞紙でできた玉をできるだけたくさん入れてみましょうね。
「全然入らない!」
「こんなの無理!」案の定、あちこちから悲痛な叫び声が聞こえてきました〜


今度は極楽グループにヒントをあげます。
「、、、、そういうことか‼︎」
結末を知った子は、早速実践です(^ν^)
「あ、ボール、たくさん入ったよ」
「こうやればいいんだ!」
みんな納得の方法でしたね。


このお話には後半の部分があります。
「極楽の人たちは、相手にどうぞ、と言って御馳走を長箸で摘み、食べさせてあげているのでした。同じ食事でも相手を思いやり、相手から思いやられ、感謝しながら幸せに食事を楽しんでいるのでした。」
あ、なるほど。長い棒ではさんだボールは、お互いの箱の中に入れればいいんですね。
そして、入れてもらうだけではダメです。相手の箱にも入れてあげないと、お互いにいっぱいになりませんよ。
みんなも活動の中で、お互いを思いやることがいかに大切か気付いたようです。私たち大人も、この話しをもう一度よく考え、生き方の教訓にしたいものですね♪


今日もありがとうございました♪
明日は「とべとべ!ゴムの力で飛行機をとばそう☆」です。
みんなの大好きな飛行機に挑戦です‼︎

虹の森 恩田

2025/01/21
虹の森

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