SELプログラム「健康な生活を送るために(1)~タバコの害~」
皆さん、こんにちは。今日の虹色MAXの活動は、SELプログラム「健康な生活を送るために」の1回目の活動を行いました。今日は、タバコの害について正しい知識を得ることと、他人からタバコを吸うように誘われても断るスキルを身につけることを目的に行いました。興味本位や大人へのあこがれ、かっこよさから、低年齢のうちに喫煙を経験すると、人生の中で長く依存性に苦しめられることになり、健康への害も被ることになります。
活動の導入では、まずタバコの害について具体的に知りました。タバコには約200種類の有害物質、そして約60種類の発がん性物質が含まれています。
タバコによる影響は、将来の病気の確率を高めるだけではありません。未成年の喫煙がどのような影響を与えるのか、クイズ形式でみんなに答えてもらいました。
タバコを吸った経験のある人は、中学1年生の男子で13%、女子では10%です。さらに高校生になるとその率は増えていきます。
中学生が喫煙を始める理由は、一番にタバコに対する興味や好奇心です。中学生の頃からタバコに対する興味が湧くようです。最初は、好奇心のつもりでもタバコには依存症があるのでやめられなくなります。次に友人や仲間からの誘いが続きます。自分でタバコを吸わないと思っていても友達から誘われて初めてタバコを吸うという生徒が少なくありません。喫煙しないためにもこうした誘いを断らないといけません。もし「一緒にタバコを吸おう」と誘われたらどう断わるのか、前回学習した“断り方のポイント”「はりのわに」を使って断り方の練習を行いました。
ある生徒は、「今回はタバコの危険性について学びました。タバコの危険性はもともと知っていて僕は絶対に吸わないと思うけど、友達とかにしつこく勧められたらはっきり断れるようにしたいです。」と振り返っていました。
今日は、タバコの害と喫煙の誘いに対する断り方について学びました。どの生徒もどんなに断りにくい相手でも流されず、きちんと断る勇気を持つことができたようです。
今日も一日ありがとうございました。 虹色MAX 心理担当職員
- 2025/02/18
- 虹色MAX